学習塾のホームページ制作|問い合わせにつながる7つの内容と費用
倉林 駿(NEXT VALLEY 代表)公開 2026-10-05
学習塾のホームページを作りたい、作り直したいと考えたとき、まず迷うのは「何を載せればいいか」と「いくらかかるか」だと思います。
NEXT VALLEYでは、英語教室をはじめ、バレエ・ダンス・リトミックなどの教室のホームページを制作してきました。その経験から、体験授業や面談の申込につながるホームページに載せたい7つの内容と、作り方と費用の考え方をまとめます。
この記事でわかること
- 学習塾のホームページを見ている2種類の人
- 載せたい7つの内容
- 決まりに沿った合格実績の書き方
- 体験授業の申込までを短くする方法
- 作り方ごとの費用の考え方
見ているのは、保護者と生徒本人
学習塾のホームページを見に来る人は、大きく分けて2種類です。
保護者は、成績が上がりそうか、どんな先生か、月謝と講習会でいくらかかるか、家から通いやすいかを見ています。
生徒本人は、雰囲気が自分に合いそうか、友だちと通えるか、自習室が使えるか、部活と両立できる時間かを見ています。
申し込むのは保護者でも、通うかどうかを最後に決めるのは本人ということも多い習い事です。保護者向けの情報だけでなく、本人が「ここなら通えそう」と思える写真や説明も入れておくと、話が進みやすくなります。
載せたい7つの内容
1. 対象の学年とコース
小学生、中学生、高校生など、対象の学年ごとにコースを書きます。個別指導か集団授業か、定期テスト対策か受験対策かを一言で添えると、どのコースを見ればいいかで迷いません。
2. 講師と指導の方針
誰が教えるのか、講師はどんな経歴か、学生の講師がいるかを書きます。
指導の方針も大切です。苦手をなくすことを大事にしているのか、上の学校を目指すのか、自分で勉強する習慣をつけることを大事にしているのか。方針が分かると、塾に合う生徒が集まり、入塾したあとの「思っていたのと違った」が減ります。
3. 授業の進め方
1回の授業の時間、1クラスの人数(1対1か、1対2か、集団か)、使う教材を書きます。
定期テストの前に対策授業があるか、自習室が使えるか、宿題はどれくらい出るかも、通い始める前に知りたいことの一つです。
4. 月謝・入会金・講習会費
保護者が一番気にしているのは、月謝以外に、いつ、いくらかかるのかです。学習塾は、入会金や教材費に加えて、夏期講習・冬期講習・春期講習、模試の費用がかかることが多くあります。
それぞれの金額に加えて、たとえば「中学2年生が1年間通った場合の総額の目安」まで書いておくと、保護者は安心して比べられます。料金ページの書き方は、教室の料金ページの書き方で詳しく書いています。
5. 時間割と通いやすさ
曜日と時間、どのコースかが一目で分かる表にします。スマホで見ると表が横にはみ出しやすいので、曜日ごとに縦に並べるなど、スマホで読める形にしてください。
部活のあとに通えるか、振替ができるか、自習室は何時まで使えるか、駐輪場や送迎の車を停める場所があるかも、ここに書いておくと問い合わせが減ります。
6. 合格実績と成績の伸び
合格実績は、保護者がよく見るところです。ただ、学習塾の合格実績には業界の決まりがあります。次の章で詳しく書きます。
成績の伸びを載せるときは、どの学年の生徒が、どのテストで、何点から何点になったかを、事実のとおりに書きます。一部の生徒の例であることも添えておくと、誤解を招きません。
7. 体験授業・面談の流れ
体験を申し込む前に、多くの人が知りたいのは「当日どうすればいいか」です。
- 体験授業の料金と、かかる時間
- 持ち物(教科書・ワーク・筆記用具など)
- 保護者との面談があるか
- 今の成績や学校の進み具合を、どう確かめるか
- 体験のあとに、入塾を急かされないか
「勉強が苦手だけど大丈夫かな」「無理に勧められないかな」という不安は、申込をためらう理由になりやすいものです。よくある質問の形で書いておくのもおすすめです。
合格実績は、決まりに沿って書く
合格実績の書き方には、景品表示法に加えて、業界団体の公益社団法人全国学習塾協会が定める自主基準があります。2024年7月1日に変わった基準では、合格実績に数えてよい生徒を、次の両方を満たす生徒としています。
- 塾と受講の契約があり、有料の講座の料金を払っている(体験授業や模試だけの生徒は数えない)
- 受験の直前の6か月間に、30時間以上の受講か、3か月以上続けての受講がある
ほかにも、当年度の実績か、過去の年度からの累計かを書くこと、小学校・中学校・高校などの合格者数を合計しただけで出さないこと、生徒の名前を出すときは本人と保護者の同意を取ることが、基準に入っています。
数字が大きくなくても、決まりに沿って正直に書かれた合格実績のほうが、保護者には信頼されます。基準の内容は、全国学習塾協会の「合格実績自主基準の変更について」で確かめられます。
体験授業の申込までを短くする
7つの内容がそろっても、申し込む方法が分かりにくいと、申込にはつながりません。
- どのページにも、体験授業の申込ボタンを置く
- ボタンの文言は「お問い合わせ」ではなく「体験授業を申し込む」にする
- 申込の方法は、LINE・フォーム・電話の中から、塾が返事をしやすいものに絞る
授業の時間帯は電話に出られないことが多く、保護者も仕事の合間や夜にホームページを見ています。LINEや短いフォームで、時間を気にせず申し込める形にしておくのがおすすめです。体験のあとに入塾につなげる工夫は、体験レッスン後に入会されない先生へをご覧ください。
Googleマップも、あわせて整える
塾を探す保護者は、「〇〇市 塾」「〇〇駅 個別指導」と検索し、地図に出てくる近くの塾から見比べることが多くあります。ホームページと一緒に、Googleマップの情報も整えておくと、見つけてもらえる場所が増えます。
やり方は、習い事・教室のMEO対策|先生が無料でできる基本の5つにまとめています。
写真も文章もまだないときは
全部そろってから始める必要はありません。最初は手持ちのスマホの写真で公開し、教室や自習室の写真が撮れたら差し替えていけば十分です。生徒が写る写真は、必ず本人と保護者の了承を取ってから載せてください。後ろ姿や手元の写真でも、雰囲気は伝わります。
文章も、先生に話を伺いながら制作側でまとめることができます。依頼の前に準備しておくことは、ホームページ制作、依頼前の準備は3つだけにまとめています。
作り方と費用の考え方
学習塾のホームページの作り方は、大きく3つです。
自分で作る
Wix・Jimdo・ペライチなどの無料のサービスを使えば、費用をかけずに作れます。そのかわり、作る時間と、検索で見つけてもらうための設定は、自分で行う必要があります。無料のサービスで作る前に知っておきたいことは、教室HPをWixやJimdoで作る前に知っておきたい3つの落とし穴をご覧ください。
制作会社に買い切りで頼む
制作費をまとめて払い、サイトを自分のものにする形です。公開後の更新や管理は、自分で行うか、別に保守の契約を結びます。見積もりの見方は、ホームページ制作の見積もりの見方で書いています。
月額制で頼む
初期費用を抑え、毎月の料金に制作と公開後の管理を含める形です。講習会の案内や合格実績、時間割の更新を任せたい塾に向いています。選ぶときの注意点は、月額制を選ぶ前の確認にまとめました。
どの作り方でも、学習塾は季節の講習会、合格実績、時間割など、更新することが多い教室です。作る費用だけでなく、公開したあとに誰が更新するかまで考えて選んでください。
NEXT VALLEYで作った教室のホームページ
- Yuma English House様(英語教室):教室のホームページのリニューアルと、英検対策コースの専用ページを制作しました。目的の違うコースは、ページを分けると、探している人に合わせた案内ができます。
- DANCE STUDIO PLUS様(ダンススクール):制作から、デザインのリニューアル、公開後の保守と毎月のアクセスレポートまで担当しています。
ほかの実績は、制作実績でご覧いただけます。
まとめ
学習塾のホームページは、保護者と生徒本人、それぞれが知りたいことに答えるのが基本です。対象の学年とコース、講師と方針、授業の進め方、料金、時間割、合格実績、体験授業の流れ。この7つをそろえ、合格実績は決まりに沿って書き、スマホから迷わず体験授業を申し込める形に整えてください。
NEXT VALLEYは、学習塾をはじめとする教室のホームページを、初期制作費0円・月額8,980円(税込)で、制作から公開後の更新・管理まで(ドメイン・サーバー費と毎月のアクセスレポートを含めて)お引き受けしています。契約の前に、トップページのデザイン案を無料でお作りしています。
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この記事を読んだ先生へ
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