教室の料金ページの書き方|月謝を隠さない方が、体験申込は増えます

教室のホームページを拝見していて、一番もったいないと感じるのが料金ページです。
「料金はお問い合わせください」 「月謝 8,000円〜」
この2つの書き方は、どちらも保護者を止めてしまいます。この記事では、なぜ料金を隠すと申込が減るのか、そしてどう書けば安心して申し込んでもらえるかをお話しします。
料金を隠すと、問い合わせが減る理由
先生の側には「料金を見て高いと思われたら問い合わせが来なくなる」という心配があります。気持ちは分かります。
でも保護者の側から見ると、こうなります。
料金が書いていない教室は「いくらかかるか分からない教室」です。分からないものに、わざわざ問い合わせて聞く人はほとんどいません。隣に料金が書いてある教室があれば、そちらを見に行きます。
問い合わせて聞く手間をかけてもらえるのは、すでにその教室に決めかけている人だけです。まだ比べている段階の保護者は、黙って離れます。
「8,000円〜」の書き方も同じです。「〜」の先が分からないと、保護者は高い方を想像します。
保護者が見ているのは「初月にいくらか」
料金ページで保護者が本当に知りたいのは、月謝の額そのものではありません。
**「始めるときに、合計でいくら用意すればいいか」**です。
入会金、月謝、教材費、年会費、発表会の費用、ユニフォーム代。これらが別々の場所に書いてあると、保護者は自分で足し算をしないといけません。足し算をする前に、閉じられます。
書き方の実例
料金ページは、この形にしてください。
1. 表で、費用を全部並べる
| 項目 | 金額 | 支払うタイミング |
|---|---|---|
| 入会金 | 5,500円 | 入会時のみ |
| 月謝(週1回) | 8,800円 | 毎月 |
| 教材費 | 3,300円 | 年1回 |
| 発表会参加費 | 11,000円前後 | 年1回・任意 |
金額は例です。大事なのは「いつ払うか」の列があること。年1回の費用を月謝と並べるだけだと、毎月かかると誤解されます。
2. 初月の合計を、1行で書く
「初月にかかる費用の目安:入会金5,500円+月謝8,800円+教材費3,300円=17,600円」
この1行があるだけで、保護者は自分で足し算をしなくて済みます。
3. 体験レッスンの料金を、一番上に書く
無料なら「無料」と大きく。有料なら金額と「入会したら初月月謝から差し引き」のような条件を書きます。体験の料金が分からないと、体験の申込自体が止まります。
4. 割引は、条件を具体的に
「兄弟割引あり」ではなく「2人目から月謝1,100円引き」。「キャンペーン中」ではなく「9月中に入会で入会金無料」。条件が具体的だと、保護者は自分が対象かどうかをその場で判断できます。
5. 月謝以外に「かからないもの」も書く
「振替は無料です」「教材の買い足しはありません」「発表会は参加自由で、出なくても費用はかかりません」。かからないことを書くと、安心感が上がります。先生には当たり前でも、保護者は知りません。
値上げのときの書き方
月謝を上げるときは、ホームページにも新しい料金を載せて「○月から」と書いてください。古い料金のまま残しておくと、体験に来た保護者に「ホームページと違う」と言われて、そこで信頼が下がります。
料金ページを見た人が、次に押すもの
料金ページの最後には、体験申込のボタンを置いてください。料金を見て納得した保護者は、その場で申し込みます。トップページに戻らせてはいけません。
ボタンの文言は「お問い合わせ」ではなく「体験レッスンを申し込む」に。何が起きるか分かる言葉の方が、押されます。
まとめ
- 料金は隠さない。隠すと問い合わせは減る
- 費用は表で全部並べ、支払うタイミングも書く
- 初月の合計を1行で書く
- 体験料金は一番上、割引は条件を具体的に
- ページの最後に体験申込のボタン
料金ページを整えるのは、ホームページの中で一番早く効く作業の1つです。作り直しは必要ありません。今のページの文章を書き換えるだけで済みます。
ご自身の料金ページがどう見えているか知りたい方は、LINEでURLを送っていただければ、保護者の目線で拝見してお返しします。
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