地域SEOのやり方|「地域名+業種」で検索されるホームページの作り方と、キーワードの決め方

目次
- この記事でわかること
- 狙う言葉は、3つの層で考える
- 1層目:地域名+業種
- 2層目:地域名+業種+条件
- 3層目:業種+悩み(地域名なし)
- 地域名を、ページのどこに入れるか
- 作るべきページは4種類
- 対応エリアのページで、やってはいけないこと
- 検索に出ているかを、無料で確かめる
- 順位が上がらないときに見直す、3つの場所
- 1. 題名に地域名が入っていない
- 2. 同じ内容のページが複数ある
- 3. Googleマップとホームページで、表記が違う
- ページを消すと、評価も消える
- よくある質問
- Q. 地域名は、市と駅と町名、どれを使えばいいですか?
- Q. 効果が出るまで、どれくらいかかりますか?
- Q. ブログを毎日書かないとだめですか?
- まとめ:順番どおりに、1つずつ
「本庄市 ピアノ教室」「熊谷 外壁塗装」「深谷 整体 腰痛」
地域のお客様は、こういう言葉で探します。検索結果の一番上にはGoogleマップの店舗一覧が出て、その下にホームページの一覧が並びます。この「下の一覧」に自社のホームページを出すための対策が、地域SEOです。
マップの一覧に出るための対策(MEO)は、別の記事にまとめました。この記事は、そのあとに取り組む「ホームページ側」の話です。マップに出ていても、ホームページが検索に出てこないと、料金や実績を確かめたい人がそこで止まります。両方そろって、はじめて問い合わせにつながります。
この記事でわかること
- 地域SEOで狙う言葉(キーワード)の決め方
- 地域名を、ページのどこに入れるか
- 作るべきページの種類と、やってはいけない増やし方
- 検索に出ているかどうかを、無料で確かめる方法
- 順位が上がらないときに見直す3つの場所
狙う言葉は、3つの層で考える
キーワードを「思いつく限り書き出す」と、たいてい失敗します。地域の商売で狙う言葉は、次の3つの層に分けると整理できます。
1層目:地域名+業種
「本庄市 ピアノ教室」「熊谷市 工務店」のような、いちばん基本の言葉です。検索する人の数は多くありませんが、探している人の本気度がいちばん高い言葉です。ここはトップページで狙います。
地域名は、市名だけでなく、お客様が実際に使う呼び方を使います。駅名(「本庄駅 英会話」)、町名、隣の市(「伊勢崎から通える」)。お客様に「どうやって探しましたか」と聞くと、意外な言葉が出てきます。
2層目:地域名+業種+条件
「本庄市 ピアノ教室 大人」「熊谷 外壁塗装 相場」「深谷 整体 子連れ」のように、条件が付いた言葉です。検索する人はさらに少ないですが、条件が合えばそのまま問い合わせになることが多い言葉です。ここは、サービスごとのページや、よくある質問のページで狙います。
3層目:業種+悩み(地域名なし)
「ピアノ 大人 何歳から」「外壁塗装 何年ごと」のような、地域名の付かない言葉です。全国の人が検索するので数は多いですが、問い合わせにはつながりにくい層です。ここはコラム記事で狙います。すぐには売上になりませんが、読んだ人がマップやトップページにたどり着く入口になります。
まずは1層目と2層目だけで十分です。3層目は、1・2層目が整ってから手を付けてください。
地域名を、ページのどこに入れるか
キーワードが決まったら、ページの決まった場所に入れます。場所は5つです。
- ページの題名(title):検索結果に青い文字で出る部分。「本庄市のピアノ教室|〇〇音楽教室」のように、地域名と業種を前に置く
- 見出し(h1):ページを開いて最初に目に入る大きな文字。題名と同じ言葉を入れる
- 最初の一文:「本庄市児玉町で、大人と子どものピアノ教室を開いています。」のように、地域名と業種を含む一文を最初の画面に置く
- 会社概要・アクセスのページ:住所、最寄り駅、駐車場、近隣の地名を文章で書く
- フッター(ページの一番下):住所と電話番号を、全ページに同じ表記で
逆に、やってはいけないのが「詰め込み」です。「本庄 本庄市 児玉 ピアノ 教室 レッスン 音楽」のような言葉の羅列は、Googleに嫌われるだけでなく、読んだ人にも不自然に見えます。人が読んで自然な文章に、地域名が入っている状態が正解です。
作るべきページは4種類
地域SEOで必要なページは、次の4種類です。全部を一度に作る必要はありません。上から順に整えてください。
| ページ | 狙う言葉 | 例 |
|---|---|---|
| トップページ | 地域名+業種 | 本庄市のピアノ教室 |
| サービスのページ | 地域名+サービス名 | 本庄市の大人のピアノレッスン |
| 対応エリアのページ | 周辺の地域名+業種 | 深谷・熊谷からも通える |
| よくある質問・コラム | 業種+悩み | ピアノは何歳から始められる? |
対応エリアのページで、やってはいけないこと
「本庄市のピアノ教室」「深谷市のピアノ教室」「熊谷市のピアノ教室」と、地域名だけ変えた同じ内容のページを量産する方法があります。以前は効きましたが、今はGoogleが「中身のない複製」として扱い、サイト全体の評価を下げる原因になります。
対応エリアのページは1枚にまとめ、地域ごとに「その地域から通うときの道順」「その地域のお客様の声」のように、その地域でしか書けないことを書いてください。書けることがない地域は、地名を並べるだけで十分です。
検索に出ているかを、無料で確かめる
対策の前に、今どの言葉で検索に出ているかを確かめます。使うのは、Googleが無料で提供している Search Console(サーチコンソール)です。ホームページの持ち主なら、誰でも登録できます。
登録すると、次のことが分かります。
- どの言葉で検索されて、自社のページが何回表示されたか
- そのうち何回クリックされたか
- 検索結果の何番目に出ているか(順位)
見るべきなのは、「表示は多いのに、順位が4位から20位のあいだにある言葉」です。あと少しで1ページ目の上位に入る言葉なので、その言葉に合わせて題名や見出しを直すと、順位が動きやすい。ゼロから新しい言葉を狙うより、ここを伸ばすほうが早く結果が出ます。
私たちの自社サイトでも、月に1回この表を見て、題名と説明文を書き直しています。表示されているのにクリックされない記事は、題名が検索した人の気持ちに合っていない、というだけのことが多いです。
順位が上がらないときに見直す、3つの場所
地域名を入れたのに順位が動かない。そのときは、次の3つを確認してください。
1. 題名に地域名が入っていない
意外と多いのがこれです。本文には地域名があるのに、題名が「ホーム|〇〇音楽教室」のまま。検索結果に出る題名に地域名がないと、Googleにも検索した人にも、どこの教室か伝わりません。
2. 同じ内容のページが複数ある
先ほどの「地域名だけ変えたページ」のほかに、古いお知らせやキャンペーンのページが残っていて、内容が重なっていることがあります。同じ言葉を狙うページが複数あると、Googleはどれを出せばいいか迷い、結果としてどれも上がりません。1つの言葉に、1つのページ。重なっているものは統合するか、消します。
3. Googleマップとホームページで、表記が違う
店名、住所、電話番号が、Googleビジネスプロフィールとホームページで少しでも違うと(「本庄市児玉町1-2-3」と「本庄市児玉町1丁目2−3」など)、Googleが同じ店だと確信できず、両方の評価が弱くなります。全角・半角、ビル名の有無まで、一字一句そろえてください。
ページを消すと、評価も消える
もう1つ、私たちが実際に経験した失敗をお伝えします。
ホームページを作り直したとき、古いページを何本か削除しました。すると、その古いページが受けていた検索の表示が、そのままなくなりました。1年前に月3,000回あった表示が、300回まで落ちました。Googleの評価は「ページの住所(URL)」に付いています。ページを消すと、積み上げた評価も一緒に消えます。
作り直すときは、古いページの住所から新しいページへ「転送」を設定してください。転送さえあれば、評価の多くは新しいページに引き継がれます。これは制作会社に「旧URLからのリダイレクトをお願いします」と伝えれば通じます。
よくある質問
Q. 地域名は、市と駅と町名、どれを使えばいいですか?
お客様が使う言葉です。迷ったら、トップページは市名、会社概要やアクセスのページで駅名と町名を補う、という分け方にしてください。1つのページに全部を詰め込むより、役割を分けたほうが自然に読めます。
Q. 効果が出るまで、どれくらいかかりますか?
題名や見出しの修正は、2週間から1か月ほどで順位に反映されることが多いです。新しいページは、内容によって1か月から3か月。マップの対策(MEO)より時間がかかるので、先にマップを整えてから取り組むのが順番として正しいです。
Q. ブログを毎日書かないとだめですか?
必要ありません。地域の商売で大事なのは、1層目と2層目のページがきちんとできていることです。コラムは、お客様からよく聞かれる質問を月に1本ずつ記事にする程度で十分です。
まとめ:順番どおりに、1つずつ
- 狙う言葉を「地域名+業種」「地域名+業種+条件」に絞る
- 題名・見出し・最初の一文・会社概要・フッターに、自然な文章で地域名を入れる
- トップ → サービス → 対応エリア → よくある質問、の順にページを整える
- Search Consoleで、4位から20位の言葉を月1回見直す
- 作り直すときは、古いページからの転送を忘れない
まずは今日、「あなたの地域名+業種」でGoogle検索して、マップの下の一覧に自社が出ているかを確かめてください。出ていなければ、題名に地域名を入れるところからです。
関連記事:MEO対策のやり方|自分でできる「地域名+業種」で上位に出る無料の手順/ホームページから問い合わせが来ない原因は5つ
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