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工務店のホームページで問い合わせが増えない理由|施工事例の見せ方で変わる

2026-08-17
工務店のホームページで問い合わせが増えない理由|施工事例の見せ方で変わる

工務店やリフォーム会社のホームページで、いちばん長く見られているページはどこか。トップページでも会社概要でもありません。施工事例です。

家の建築やリフォームは、金額が大きく、失敗できない買い物です。だから見る側は「この会社は、実際にどんな家を建てているのか」を徹底的に確認します。それなのに、多くのサイトでは施工事例がただ並べてあるだけになっています。

この記事では、制作会社の立場から、施工事例のよくあるもったいないパターンと、その直し方をお伝えします。写真を撮り直さなくてもできることが、かなりあります。

なぜ施工事例が問い合わせを決めるのか

施工事例を見ている人は、次の3つを確かめようとしています。

  • 自分の希望に近い家を建てているか(テイスト・規模・予算感)
  • この会社に任せて大丈夫か(施工の丁寧さ、考え方)
  • 自分ごとに想像できるか(同じような家族構成、同じような土地)

つまり施工事例は、写真集ではなく、あなたにも同じことができると示す証拠です。ここが伝わった人だけが問い合わせます。逆にいえば、事例の見せ方を変えるだけで、同じ施工実績でも反応が変わります。

もったいない5つのパターン

1. タイトルが「O様邸」だけ

いちばん多い問題です。「O様邸」「施工事例12」では、クリックする理由がありません。

見る側が知りたいのは、誰の、どんな要望の家かです。「30坪・4人家族/収納を2倍にした平屋」「築25年のキッチンだけを1週間で刷新」。このように書くだけで、自分に近い事例を探せるようになります。検索エンジンにも中身が伝わるので、地域名や工事内容での流入も見込めます。

2. 竣工写真しかない

きれいに片付いた完成写真は、たしかに必要です。ただ、それだけだとどのカタログにも載っている家に見えます。

反応が変わるのは次のような写真です。

  • 工事中の様子(下地や構造など、完成後は見えない部分)
  • 職人さんの手元
  • 引き渡し後、実際に暮らしている様子
  • 施主さんと担当者が写っている写真

見る側は家だけでなく、「誰が作るのか」を見ています。人が写っている事例は、それだけで信頼が伝わります。

3. 金額に一切触れていない

「価格は都度お見積もり」だけだと、問い合わせは減ります。金額が分からないまま連絡するのは、それだけで勇気が要るからです。

正確な金額を出す必要はありません。「1,800万円台」「200万円前後」といった幅で構いません。範囲が分かると「うちでも頼めそうだ」と判断できます。この一行があるかないかで、問い合わせの数はかなり変わります。

4. 施主さんの言葉がない

会社側の説明文だけの事例は、どうしても宣伝に見えます。ひとことでも施主さんの言葉が入ると、印象がまったく変わります。

長い文章は不要です。「収納が増えて、朝の支度が楽になりました」程度で十分に効きます。引き渡しのときに一言もらっておくだけで、資産になります。

5. 事例から問い合わせへの導線がない

意外と多いのがこれです。事例を熱心に読んで気持ちが高まった人が、その場で相談できる場所がない。

一覧に戻され、メニューを探し、問い合わせページへ——この間に気持ちは冷めます。各事例の末尾に「この家について相談する」のようなボタンを置くだけで、取りこぼしが減ります。

直し方は、この順番で

写真を撮り直す前に、無料でできることから手をつけてください。

  1. 事例タイトルを書き直す(坪数・家族構成・要望を入れる)
  2. 金額の幅を追記する
  3. 各事例の末尾に相談ボタンを置く
  4. 施主さんの一言をもらう(次の引き渡しから始める)
  5. 次の現場から、工事中と人の写真を撮っておく

1〜3は今日中にでもできて、効果が出るのが早い部分です。写真の撮り足しは時間がかかるので、次の現場から仕込むと考えてください。

地域で探されることを忘れずに

工務店は「地域名+工務店」「地域名+リフォーム」で探されます。施工事例に実際の地域名(市区町村レベル)を入れておくと、この検索に引っかかりやすくなります。

あわせて、Googleマップ上の情報整備も効果があります。やり方はMEO対策のやり方にまとめています。

まとめ:写真より先に、見せ方を変える

工務店のホームページで問い合わせが増えないとき、原因は施工実績の少なさではなく、見せ方であることがほとんどです。

  • タイトルに要望と規模を入れる
  • 金額を幅で示す
  • 人が写っている写真を足す
  • 施主さんの言葉を1行入れる
  • 事例から直接相談できるようにする

すでにお持ちの事例のまま、順番と見せ方を変えるだけで反応は変わります。サイト全体で問い合わせが来ない場合の原因はホームページから問い合わせが来ない5つの原因と改善の順番もあわせてご覧ください。


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